能美歯科医院兼住宅Renovation
床面積 | 155.15㎡ |
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工事種別 | リノベーション(耐震改修・断熱改修含む) |
屋根 | ガルバニウム鋼板縦ハゼ葺き |
外壁 | サイディング、北面ウイルウォール |
断熱材 | ロックウール屋根(ア)200、外壁(ア)105 |
外部建具 | YKKap APW330 防火サッシ |
内部床 | ウッドワン ジュピーノ |
内部壁・天井 | クロス |
採用補助制度 | 高性能建材導入促進事業(97万円補助) |
最初に建てられたのは40年前、本屋として建設された木造建築。
その後、先代院長が歯科医院として開業。
木造を理解していない業者としか考えられない増改築が繰り返される。
雨の流れに逆らった外壁パラペット、
少ない耐力壁である筋交いの切断
こういった状況でのバス通りに面したこの建物は
改修前はバスが通るたび、揺れる
依頼主は二代目院長。
先代院長はマンションへと越し、
劣化が激しく、作業効率の悪い院内の改善と、
4人のお子様と暮らすための2階住居部分のご相談から計画のスタート
築年数的には建て替えをご提案したかったが、
病院をできるだけ休まず、リフォームをしたいとのご希望で計画が進む
小さなお子様と住むために、表面的なリフォームだけではなく、
30年は安心して暮らせる性能向上リノベーションをご提案
事前の調査から含めて、一年がかりのリノベーション。
建物の性能も向上し、バス通りの中でもひときわ目立つ
シンボルとなる建物に生まれ変わる。
技術的にはいろいろ難しいことがあり、
施工の岡田工務店にも苦労をかけたが、
引渡し時に4人の子どもたちが喜び溢れ、
走り回っている姿を見て、その疲れも吹き飛んだ
いつまでも仲良し家族で、楽しい生活をお送りください。
2016.2.7
Pleasant Design
Nobuya Kawabata