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温暖地の断熱手法 〜広島のっぽの設計事務所が見る未来〜

本日は海風の家で、セルロースファイバーの屋根断熱工事が行われていました。

 

温暖地ではあまり寒くないと印象から、

窓はいまだにシングルアルミサッシが使われることが多く

開口部から30%の熱が逃げていると言われえています。

次に私が重要だと考えるのは屋根(天井)です。

鍋料理をするときに、蓋は重要ですよね。

蓋をせずに調理すると熱が逃げてしまい、

焦げてしまいます。

上記のように日本古来の家も茅葺屋根のように屋根断熱をしてきたのです。

屋根(天井)の断熱性能を上げるということは、

夏の日差しを遮り、冬の熱損失を防ぐことができます。

これに温暖地対策である日射遮蔽をするための軒の出を考えれば、ばっちりです。

温暖地、寒冷地それぞれの気候風土にあった家づくりが重要です。