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リスクヘッジと未来予想図 〜広島のっぽの設計事務所が見る未来〜

昨晩は建築仲間とあるプロジェクトの打ち合わせと飲みニケーションでした。

この中で省エネに関しては、私が一番熱が高いです・・・

省エネは結構わかりにくいので、お客様にはお金に転換して説明していますが、

私が省エネを推進したいのはよりよい未来を作りたいからです。

そんなことを思っている私には少し衝撃的な一言が。

「温暖化の問題や未来の問題を現時点で完全に理解し、解決できる人はいない。」

と、そりゃそうなのですが、建築人としてはかなりショック。。

今日、ラジオでデーモン閣下が出ていました。

 

広島県民にとって、閣下はこちらで有名。

広島県はがん検診の受診率が全国19位から30位ということで、

「がんになったら、死ぬしかない」と思っているのかもしれません。

これって、温暖化で生物が住めなくなっても仕方ないと同じ論理ですよね。

閣下がラジオで話してことがとても心に残りました。

現在、人間は二人に一人は必ずがんになる。

ステージ1と2では再発リスクが全然違う。

だからこそ、がんが小さい時に見つければ、助かる可能性が高い。

がんで死ぬことは自分の問題だけじゃなく、家族の問題でもある。

だから、がん検診を受けないとだめなんだ!と。

 

地球の話も同じです。

今のまま、なにも変わらなければ、人間が住めない環境になる可能性がとても高い。

だからこそ、できるだけ早く、新築は少しでも環境性能を上げないといけない。

リフォームも環境性能を上げないといけない。

環境問題は自分たちだけの問題じゃなくて、未来の家族の問題でもある。

昨日からいろいろと考えましたが、やはりここは私は譲れない。