
これは過去に書いたブログのリライトです。
2026年現在、建設費の高騰が加速しております。
無尽蔵にお金をかけれる人はいません。
だからこそ家づくりでは、
👉「どこにお金をかけるか」
がとても重要になります。
間違った部分を削ると、
👉 安く建てて、高く住む家
になってしまうからです。
今回は、私が考える
**家づくりの優先順位「5S」**について解説します。
Contents
優先順位① Site 敷地

お金をかける順番の考え方は
簡単に交換できないものから、
お金をかけるのが鉄則です。
土地は交換できません。
そのため、最も優先すべき要素になります。
ただし注意してほしいのは、
👉 学区や利便性だけで選ばないこと
それ以上に重要なのは、
・水害リスクはないか
・土砂災害の可能性はないか
・将来も安心して住めるか
です。
もしリスクがある土地を選ぶ場合は、
・基礎を高くする
・崖側に窓を設けない
・太陽光や井戸などの備えをする
など、対策が必要になります。
👉 暮らしの安心は、敷地で決まります。
優先順位② Structure 構造

Structureは構造と訳せますが、
これからの家づくりの構造は耐震性と断熱性の2つが重要になります。
この二つは建物の“芯”です。
家づくりは、
- 地盤補強
- 基礎工事
- 構造躯体
- 断熱工事
- 外装工事
- 内装工事
- 設備工事
という順番で進みます。
つまり、
👉 構造・断熱は後からやり替えができない
ということです。
耐震性は命を守り、
断熱性能は暮らしの質と光熱費を左右します。
👉 ここを削るのは、最も危険なコストダウンです。
優先順位③ Surface 外装

屋根や外壁などの外装です。
ここでコストを抑えすぎると、
👉 将来のメンテナンス費用が大きくなります
外装の改修には、足場が必要となり、
1回あたり150万円以上かかることもあります。
👉 外装は「建てた後のコスト」に直結します。
長持ちする素材を選ぶことが重要です。
優先順位④ Skin 内装

内装は比較的変更しやすいため、
コスト調整しやすい部分です。
ただし、床材は重要です。
最近主流のシートフローリングは、
・硬すぎて疲れやすい
・静電気でホコリがたまりやすい
という特徴があります。
一方、無垢材は、
・やわらかく疲れにくい
・経年変化を楽しめる
・補修が可能
👉 長く住む家に適した素材です。

イメージとしては、田舎の祖父母の家の縁側です、
傷はあるが、歴史を感じることができるのが無垢材です。
優先順位⑤ Stuff 設備・家具

設備は最後に考えます。
最近は高機能化が進んでいますが、
👉 性能の高い家では不要な機能も多い
例えば、
・浴室暖房
・過剰な設備機能
などは不要になるケースもあります。
👉 「なくても困らないもの」は削る
ここでコストバランスを取ります
家づくりの優先順位まとめ
家づくりのポイントはシンプルです。
👉 壊せない部分からお金をかける
・敷地
・構造
・断熱
ここは絶対に妥協しないこと。
予算を抑える正しい方法
「それだと高くなるのでは?」
と思われるかもしれません。
その通りです。
ただし、方法はあります。
👉 面積と体積を小さくすること
・床面積を抑える
・高さを抑える
これにより、コストを調整できます。
👉 性能を下げるのではなく、量を減らす
これが正しい考え方です。
まとめ
家づくりは、
👉「何を削るか」ではなく
👉「何を守るか」
で決まります。
この判断を間違えると、
長い目で見て大きな差が生まれます。
こうした「失敗しない考え方」は、
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