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7年 〜広島のっぽの設計事務所が考える未来〜

今日で7年。

私たちは早いと感じますが、

被災地の皆様はどうなのでしょうか。

想像を絶する時間を過ごしたことと思います。

改めて、悲しみを超え、諦めない心に

敬意を払い、無念の死を7年前に迎えた方々の

ご冥福を心よりお祈りします。

私は阪神淡路大震災の翌年に

神戸に就職し、ニュージーランド地震や、

東日本大震災、広島土砂災害、

熊本地震の被災地を見てきました。

このような流れの中、独立して、

自分なりの答えとして、

建築と向き合ってきました。

昨日上棟した可部の家ですが、

ドローンを使ってのセルフィです。

この家はお客様からの長期優良住宅にはしなくてもいいとの

要望でしたので、認定は取ってませんが、

耐震等級3の設計にしております。

現在の法律は最低限なもので、

本当の安全性は設計者に委ねられてます。

その中で、経済性や、意匠性が優先される

建築も見受けますが、

本当にその設計に価値はあるのかと

疑問を抱かざるを得ません。

こんな事を書いたり、言ったりすると

敵をつくっちゃいますが、

この思いは帰れそうにないので、

3月11日を忘れず前に進みます。