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パッシブハウスアジアカンファレンス 〜広島のっぽの設計事務所が見る未来〜

25日はパッシブハウスアジアカンファレンス参加のため、

はじめて、東大に行ってきました。

赤門! 都心にある大学とは思えない緑豊かなキャンパスです。

パッシブハウスとはドイツで生まれた持続可能な住宅の考え方で、

現在は世界中の建築に携わる人が取り組んでいます。

その中の今回はアジアの国々が参加したカンファレンスでした。

日本人はどこかで他のアジアの国より、日本の方が優れていると考えていますが、

カンファレンスでその考えは大間違いだと気付きました。

沖縄の気候風土と変わらない、台湾でパッシブハウスがすでに存在します。

パッシブハウスは従来 寒冷地であるドイツで生まれた考え方ですが、

台湾の実務者は断熱性能を高め、冬の暖房エネルギーを0にすることにより、

冷房対策に集中するというドイツのパッシブハウスを応用した考え方を持っています。

単純にドイツの真似をするのではなく、パッシブハウスの目標である「省エネルギー」を

実現するため、自分たちが住む地域にあう、手法を考えています。

とても大切な考えに触れ、私も刺激をもらいました。

温暖地である広島、だんだんと亜熱帯化していますが、

私の手法を実績して行きたいと思います。