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構造の重要性(再) 〜広島のっぽの設計事務所が見る未来〜

先日、知人から

「耐震等級3 費用」で検索していたら、
川端さんのブログが一番上に出てきました!

とメールが入りました。

それがこの記事

木造住宅 耐震性能のウソ  

なんですが。。。

先日、構造塾という勉強会に参加したところ、

同じ話を佐藤さんがしていました。

しかももっとわかりやすく。

日本の住宅建築はかなり歪みがあります。

建築基準法上、建築士がしっかりと構造を検討する旨明記してありますが、

中間検査がない地域は、構造検討をしなくていいと勘違いしている建築士がいます。。

こんな人は建築業界から即刻退場してほしいですが。。

加えて構造塾でとりあげられていたのは、地盤改良工事。

瑕疵担保保険がはじまり、地盤調査がほとんど、すべての新築工事で行わられています。

そうすると、地盤が悪い場所には地盤補強工事が発生します。

地盤補強工事は予期せぬ出費なので、お客様も含めて、みんな困る・・・

そんな時に生まれたのビジネスが地盤保証という保険。。。

地盤保険会社に第三者オピニオンを求めると、あら不思議、地盤改良工事を行わなくてよいことになる・・・

お客様も住宅会社も喜びますが、不思議な話。。

構造塾、塾長が言われたいたのは、これは住宅会社の「地盤改修工事をしたくない」というニーズにより生まれたもの。。

あくまでも「地盤沈下が起こらない」といっているのではなく、「地盤が下がったら保険を出します」といっているとのこと。

さて、家をつくろうと考えている皆様、

どちらがよいか選んでください。

A「地盤沈下が起こらないための地盤改良工事 60万円〜100万円」

B「地盤沈下が起きるかもしれないけど、保険でなおる地盤改良なしの住宅」

住宅建築は本当に積み上げ工事なので、総額が大きく、金額が増えるのは怖いですよね。

でも、本来住まいとは安心して暮らすために、投資するわけで、重要なところにお金をかけないと

なんのための住まいかという本来の目的を失います。

不安な住まいを新築してローンを組むくらいだったら、賃貸住宅の方が気が楽だと思いませんか?

ぜひ、良い投資をしてください。。