土砂災害からあっという間に1ヶ月になりますね。
この二週間、相変わらずのドタバタ劇です。
実は台風のとんでもない進路変更により
ヒヤヒヤの週末は、私は京都にいました。
今回の課題は
「住宅展示場に工務店と建てる建築家の家」がテーマで
指導教員の堀部安嗣先生は、ご自身が手がけられた、
福岡のfcaにように、汎用性のある高品質な住まいを課題の目的としていたのですが、
私は集合住宅のモデルハウスとして、課題に取り組みました。
住宅展示場に詰めていたこともある私ですが、
そのビジネスモデルに疑問がありました。
上記は住宅展示場の来場者数と注文住宅の景況感です。
多少は連動しているように見えますが、注文住宅が落ち込んでも、
来場者数は大きくは減少しません。
これは多くの住宅展示場がイベントを開催し、家を建てる建てないを考えていない層も含めて
来場させて、その中で家を建てれそうな人をターゲットに営業しているという背景があります。
もちろん、イベント目的で来ても、最新の住宅に心が動き、家づくりを始めることは決して悪いことではないですが、
時々、強引な営業手法を耳にします。
戸建て住宅よりも、私は土地オーナーが投資に値する、
高品質な賃貸住宅の提案を建築家と地域の工務店がすべきだと考え、
課題の意図から、ずれたかもしれませんが、発表させていただきました。
結果は上の下くらいとのことで、、、苦笑
またもや、「カワバタは一番を目指せ!」と
先生方に激励をいただきました。
コンセプチュアルなところに力が入りすぎて、
意匠デザインを昇華しきれていないのかもしれません。。。
まだまだ、修行中。。
横内スタジオは別荘
伊藤スタジオは東京の3階建て
なかなか、こんな発想ができないでいる私ですが、
ちょっといいことも
先週の金曜に広島建築士事務所協会で住宅展をしたのですが、
海風の家を展示したところ、
来場者からたくさんの「建てたいくん」シールをいただきました。
建てたいくんは事務所協会の住宅委員会のキャラクターです。笑
名刺やカードも減っており、とても嬉しい限りです。
年末の合評は自分でテーマを決めるのですが、
私は入学前から決まっています。
「ニュータウンの再生」
コンセプトに溺れず、デザインも温熱も構造も追求していきます。
今から気合が入っています。
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