なかなか、コロナの終息が見えない中、
「新しい暮らし方」
を真剣に考える時代になってきました。
その中で注目されているのは、
「家で働く」
ということです。
今回は「家で働く」中でも、
少し大きな規模である、
カフェ、美容室、花屋さん、歯科医院などの
併用住宅計画を失敗させない方法を解説します!
Contents
併用住宅のポイントは広さではなく光熱費
住宅と店舗の大きな違いは
床面積ではありません。
それは光熱費です!
住宅の場合はあなたと家族が寒さ暑さを
我慢すればいいですが、
お客様や患者さんに暑さ寒さを
我慢させるわけにはいきません。
つまり、お店・病院を開いている間は
常に空調をかける必要があります!
上記は経産省が作った資料ですが、
東日本大震災以降、電気料金は上がり続けています。
コロナの影響などで、下がることもありますが、
太陽光発電の普及もあり、
光熱費がこれから
上がらない
と判断するのはかなり危ない賭けと
いれるでしょう。
せっかくはじめたお店や病院の経営が
光熱費に圧迫されないように注意が必要です。
あとでやってしまった~
とならいように
併用住宅の経験豊かなプレゼントデザインが
成功させる3つのポイント解説します。
併用住宅成功のポイント① 現在の家賃と光熱費を把握する
あなたがお店もしくは病院を計画中ということは、
現在は住宅とお店の2つの家賃と、
光熱費を支払っているはずです。
まずは家賃だけではなく、
光熱費をどれくらい支払っているのか、
住宅とお店を確認しましょう。
もちろん、独立前であっても、
店長や院長に聞けば、光熱費はわかるはずです。
その金額を見て、
あなたは驚くはずです。
またはその値段を見て、
起業する気持ちが沈むかもしれません。笑
ご安心ください。
それぞれの光熱費がわかれば、
ポジティブなステップに進むことができます。
併用住宅を成功させるポイント② 地域にあった性能で建築する
最近では高性能住宅が大きな流れとなっています。
イニシャルコストを適切にかけて、
ランニングコストがかからない建物にする
先が読めない時代だからこそ、
生涯建築コストを抑えることが大切です。
だからといって、
建物性能をむやみにお金をかけて、
お店や病院にお金をかけれないと
ビジネスとしては失敗になります。
地域にあった建物性能をシミュレーションする
サービスを月5件限定ではありますが、
受け付けていますので、
オーバースペック、アンダースペックにならない
適切性能の建物を作りたい方は
下記ブログよりお申し込みください。
併用住宅においては先にも書きましたが、
光熱費を抑えることは健全な経営には不可欠です。
また、事前に光熱費がどれくらい抑えれるかが
わかれば、資金計画にも反映することが可能です。
併用住宅のポイント③ 光熱費分を住宅ローンへコンバート
上記はプレゼントデザインが設計監理した海風の家
の計画時点での試算です。
リンク先の完成写真を見ていただければ
おわかりいただけるかと思いますが、
計画地は崖地で、基礎工事に大きな予算が必要になりました。
すでに購入済みの敷地だったので、
計画も後戻りもできない。
基礎の増額分をどう解消するか。
もちろん、プランもできるだけコンパクトに
しましたが、それでも追いつきませんでした。
その時に行ったのが、
光熱費の圧縮です。
賃貸住宅と賃貸店舗の光熱費の
月平均は35,000でした。
年間42万円です!!
プレゼントデザインの標準設計で
併用住宅をつくると、
シミュレーション上、
月15,000円 年間18万円になることが
わかりました。
現在は低金利時代なので、
この月間の光熱費差額2万円を住宅ローンへ
回すと、700万円の追加融資が可能になりました。
これで、基礎工事の増加分を吸収することができたのです。
このケースでは基礎工事に光熱費減額分を
補填する形になりましたが、
こうした特殊なケースでなければ、
光熱費削減=経費削減となります。
次にこの成功例を見てみましょう。
歯科医院リノベーションによる光熱費の変化
これは2014年のリノベーションした
歯科医院併用住宅の光熱費の変化です。
併用住宅の場合、電気を医院と住宅で
分けていないケースが多いです。
よって、少しわかりにくいのですが、
「動力の電気は歯科医院のコンプレッサーに使われている」
ので、完全に医院の電気代です。
逆に電灯は冷暖房や照明や家電に使われるもので、
建物を快適に保つために消費されるものです。
ここから下記の事がわかります。
動力電力が倍に増えている
電灯ガスが1/3になっている
つまり、歯科医院の仕事が倍に増えて、
建物を快適に保つための
エネルギーは1/3しか使われていない
という衝撃的な結果になります。
快適に保つためのエネルギーが1/3というのは
実はシミュレーションの結果通り(以上)
なのですが、歯科医院の仕事が倍に増えるが
大きなポイントです。
歯科医院の外観です。
バス通りに面した敷地なので、
外観を木製にして、
街の景観をつくりました。
この外観により、患者が増えたのです。
建築は性能だけではないと強く感じた
経験となりました。
ビジネスにおいて良い建築は人を呼びますし、
住宅であっても良い建築は次世代が住みたいと
思ってくれます。
きらびやかなデザインである必要はありません。
ぜひ、シンプルで長く人に愛されるデザインの
建物に興味を持ってください。
まとめ+新サービス発表
併用住宅を成功させてまとめです。
1.現在の店舗・住宅それぞれの家賃と光熱費を確認
2.計画地での適切な建物性能での光熱費をシミュレーション
3.下がった光熱費で、いくら住宅ローンを増額できるかを確認
これは併用住宅を計画するにあたって、
とても大切なポイントなので、
忘れないでください。
え、できないことがある?
そうですね、
2の光熱費をシミュレーションは
ご自身ではできないですよね。
そこをお手伝いするサービスをはじめます。
・メールアドレス
・建設地
・ビジネスの業種
・想定床面積 住宅、店舗(病院)
・現在の住宅と店舗の光熱費
この5つを教えていただければ、
適正な建物性能であれば、
いくら光熱費削減できて、
建設費をいくら増やすことができるかの
報告書をお届けします。
これは月5件だけ受付とさせていただきます。
ぜひ、ご活用ください。
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