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街の価値 〜広島のっぽの設計事務所が見る未来〜

昨日はドイツ在住の環境ジャーナリスト 村上敦さんから

連絡をいただき、尾道、三原、竹原をご案内しました。

到着が福山だったので、せっかくなので、鞆の浦に足を運びます。

鞆の浦は映画やドラマの撮影地としても有名ですが、

最近はその海岸沿いを埋め立てる計画があり、

住民の反対にあり、中止となっています。

近代化を進めたい行政と、現在の価値を継続したい住民との戦いになったわけですが、

防災の観点では、まだまだ、考える余地がありそうです。

狭い道路に対面通行するのは無理があると思いますし、

火災のリスクもあります。ただ、現状の建築を活かしながら、

できることはまだまだあると思います。

続いて尾道の商店街へ。

ここも映画のロケ地や、文豪たちが愛した街として、

地方都市としては、活気があります。

古い建物に新しい人達が仕事をするのはエネルギーがあります。

三原にも寄ったのですが、

今回は商店街を車で通り過ぎただけで、スルー。。。

大きな企業があるだけでは、なかなか難しいですね。

 

最後に竹原に。

古い町並みとして、一番きれいに残っていますが、

平日は誰もいない。。

尾道のように古い建物に新しい人がエネルギーを注入しないと

やはり寂しいですね。

と、村上さんを半日、独占した贅沢な時間だったので、

最後に広島の仲間にお裾分け。

中ちゃんのお好み焼きを。熱く語りながら、楽しい時間を過ごしました。

あっちこっちにウロウロしているので、

こうしたご褒美をいただけます。

しかも、もしかすると北海道のあるプロジェクトに参画できるかもしれません。

「街づくり」楽しみです。