私が独立したのは5年前ですが、
省エネを普及させたくて、工務店を飛び出しました。
でも小さな設計事務所の声は、世間にあまり届きません。
同じような思いで、日々良い家づくりに真摯に向き合っている
地域の設計事務所や工務店さんがいました。
私は地域の設計事務所・工務店が良くて、ハウスメーカーがダメだとは思いません。
それはインスペクション業務を通じて、
様々な工務店、設計事務所、ハウスメーカーの家づくりを見てきたからかもしれません。
そこには建てた会社の種別関係なく、いい家と残念な家があるだけです。
話がそれましたが、
同じ地域での役割を持つ、設計事務所と工務店が集まり、
いい家を作ろうとグループを作りました。
それが「瀬戸内良質住宅研究会 レモンの家」通称レモンの会です。
このグループには新住協、パッシブハウス・ジャパン、Forward to 1985 energy life、日本エネルギーパス協会
と、ほぼ日本国内すべての主要省エネ民間団体の加盟しているメンバーがいます。
しかも、温暖とされる瀬戸内で省エネを頑張っている変わり者??達。
なかなか一つのことをしようとしても議論が会議の殆どを占めてしまいました。
そこで、雑誌をつくることにしました。
家づくりには建主同様、施工者、設計者によって様々な「思い」があります。
科学的に解決できる省エネだけで、家づくりが進む訳ではありません。
そんな事を考えながら、雑誌をつくったら、構想から丸二年かかってしまいました。。(苦笑)
5月末には店頭に並ぶ予定です。
広島で、家づくり、リフォームをご検討の方はぜひ、楽しみにお待ちください。
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