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観葉植物が元気な家〜広島のっぽの設計事務所が見る未来〜

年度末、補助金の締め切りが近づき、

追い込みの業務がたくさん。

そういった中でも定期購読している本が容赦なく届きます。

忙しくても読まねばならぬ本もあり、

これがその一冊

実は1月に山本亜耕建築設計事務所さんにご訪問した際に、

ご好意で、この本で特集されている 旧荒川邸を見学させていただき、

現在の家主であるマリオそっくりな(笑) タギさんにもお会いすることができました。

40年前の高性能住宅を目の当たりにして、驚愕して興奮しましたが、

今回、ビルダーズを通して、冷静にまた思い返しています。

その中で気づいたのは、観葉植物。

私は最近良く考えるのは「窓」の意味について。

断熱性能だけで考えれば、窓は小さいほうがいいわけですが、

住むと考えると窓は大きくしたい。

特にこれは雪国(晴天率の低いエリア)の人は窓の大きさの要求が大きいのではないかと考えています。

あまり晴れないからこそ、晴れたときに光をたくさん入れたいと思うのが人間の心理なのでしょう。

それと同様に外が真っ白な銀世界になる雪国では緑への欲求が大きのではと最近思います。

秋田の巨匠 西方先生のご自邸も観葉植物がたくさんある。

そんな中、実は温熱だけではなく、光のバランスの良い家は観葉植物も

元気なんじゃないかとふと思い至りました。

私の事務所はビルの中にあり、全く日が入りません。

観葉植物を育てるためにLEDライトを使っていますが、

某編集長がお越しになったときに、ちょうど暗闇のピンクのライトを見て、

「いや、怖い!」と入るのを拒否されました。。。(苦笑)

正直、中にいると外が晴れているのか、雨なのかもわかりません。

仕事場としては仕方ないと思っていますが、居住空間としては厳しい。

実は観葉植物が元気に育つ家が、人間も元気にする家なのではないかと思います。

 
この号に掲載されている秋田への見学ツアー

前一週間で、京都・東京に行く予定があり、

悩んでいるうちに定員になってしまった・・・

仕方ないので、広島の温熱博士に頼んで夏くらいに行けたらと計画中・・・