さて、久しぶりのブログ更新になります。
先日、ある窓メーカーさんから講演依頼を受けたので、
窓についてまとめていこうと思っていたのですが、
思うところがあり、交通についてです。。
もちろん、私は建築業なので、交通とはビジネスで関わっているわけではありません。
私が一緒に活動しているクラブヴォーバンのPJ80東京で、
自転車交通の話があったので、まだ動画を見れていないのですが、
自転車乗りの一人として、少し書きたいと思います。
私は独立直後に車が廃車となり、止む終えなくシェアカー生活になりました。
加盟しているシェアカーはタイムスです。
自宅と事務所近辺でこれだけのステーションがあります。
シェアカーはもちろん他の誰かも使っているわけで、
早いもの勝ちです。
ですが、住んでいる環境が町中なので、少し歩けばかならず空車があります。
費用は15分208円で保険・ガソリン込です。
ほぼ仕事で使うだけですが、月々2万円も使いません。
もし、車を所有しつづけたとしたら、年間の経費は70万円。
自転車+シェアカーであれば30万円で、差額はなんと40万円!!
(自転車の価格は私の趣味ですので・・・)
結構大きな差額ですね。。
車メーカーで働く友人もいるので、書くのが微妙でしたが・・・
現実的に各世帯ごとに車を持つ時代は終わるのかもしれません。
住宅も同じく個人で所有できる人は少なくなり、
共同住宅が増えているのも同様ですね。
現実マンションなどでは住民の高齢化が進むことで、
駐車場の空きがでて、管理費に影響がでているのもよく聞きます。
こうして書いていると、都会にしかできない!と聞こえてきそうですが、
ここはドイツヴォーバン地区
気づきましたでしょうか?
家の前に駐車場が無いです。
このエリアでは街の駐車場が一箇所に集約することにより
街の道路は子どもたちが遊べる安全な場所になっています。
別に会社がシェアカーをしないといけない理由はありません。
町内会で空き地を活用し、シャアカーをすれば町内の道路は安全になり、
住民も浮いた交通費でさまざまな活動が可能になります。
それが私の場合は自転車ですが・・・(^^)
個人的にはシェアカーだけではなく、シェアサイクリングもありだと思います。
私のマンションの駐輪場ですが、一時期は駐輪場が足りないと揉めていましたが、
ジェネレーションが変わり、駐輪場が余り始めています。
自転車も住民が一斉に使うことは考えられず、
ママチャリであればよければ、住民内で共有すれば、場所もお金も効率的に使えます。
住宅業をやっていると、省エネ建築ばかりに目が行きますが、
未来に残すべきなのは、建築だけではなく、思想が大事なのではないでしょうか?
ではでは、次回は窓のお話・・・
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