「建てた後にかかる費用」はいろいろとあり、
「建てる費用」だけではなく、
全体の生涯住宅コストを把握することが
楽しく、快適に、安心して暮らすために重要です。
今回は店舗併用住宅の光熱費に関して、
解説します。
店舗併用住宅であれば、
普通の住宅よりは面積が大きくなり、
事業としての利用のため、
冷暖房含め光熱費の使用は増加します。
建物の税金は評価額が
年々下がってい行きますが、
光熱費は年々上昇していっています。
エネルギー資源を海外に頼っている
日本では避けようがありません。。
併用住宅では光熱費を
抑え方を知っているかどうかは
ビジネスを成功させる上でもとても重要です。
この方法は大きく3つあります。
①単価が安い電気小売会社に変える
②太陽光発電などで、自家発電する
③冷暖房をできるだけ使わない
①は電力が自由化されていますので、
電気を売るのは電力会社だけではなく、
携帯会社、ガソリン会社、ガス会社や、
ベンチャー企業まで、
数多くの会社がありますので、選択により、
ランニングコストである光熱費を
抑える事が可能です。
→新電力会社の選ぶコツはこちら
②の自家発電を行うは、
多いに可能性がありますね。
もともと、住宅の規模であれば、
その屋根で発電させることで、
十分エネルギーをまかなることができます。
これをゼロ・エネルギー住宅と呼びますが、
様々な補助金もあるので、要チェックです。
→2020年補助金はこちら
また、エネファームというガスで発電する
システムがありますが、
これは少し注意が必要です。
詳しくはこちらのブログで!
→ガスは電気をつくらず、熱をつくるべし!
③冷暖房を使わない・・・
これは日本人が大好きな
「我慢」を想像する方も
多いと思いますが、
「我慢をせずに快適に冷暖房する」ことが可能です。
ヒントはパッシブデザイン!
→パッシブデザインは敷地を読み解く力が大切!
実際に光熱費をしっかり
コントロールしたケースを見てみましょう。
上記はリノベーションした
歯科医院併用住宅の
光熱費のビフォーアフターです。
もともとはお父様である
院長と奥様の2人暮らしだったのが、
5人の息子様家族に引き継がれました。
リノベーション後、
動力の電気料金は2倍になっており、
電灯代は1/3になっています。
歯科医院ですので、
コンプレッサーなどの動力を使います。
電灯は照明・空調です。
つまり、歯科医院の仕事が増えたことにより、
動力の使用量が2倍となり、
建物の性能が良くなったことにより、
光熱費が1/3になっています。
収入が増えて、支出が減ったことになります。
この写真は先程ご紹介した
リノベーションした歯科医院兼住宅です。
医院や店舗は外観デザインにより、
集客は大きく変わります。
また、建物は街の一部でもありますので、
素敵な街並みの一部になれば、
街全体の活気をつくることもできます。
併用住宅は性能とデザインを
併せて考えることにより、
支出を抑え、収入を増やすことができます。
ぜひ、魅力ある経済的で快適な店舗併用住宅を
ご計画ください。
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