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高気密高断熱住宅にハマる家づくりの問題点 大事なのは周辺環境!

現在、コロナの影響もあり、

Youtubeなどの動画から、

家づくりの勉強されている方は多くいらっしゃいます。

 

私は動画をする時間が取れないですが、

確かに家づくりを勉強するには有効な方法かもしれませんね。

 

その中で「高気密高断熱住宅」が大きなブームになっています。

 

しかし、Youtubeなどで発信するときの課題が、

日本全国向けに発信しているということです。

 

日本はかなり気候が地域によって異なりますし、

同じ地域であっても、

都市部と郊外部では家づくりの手段は大きく異なります。

 

高気密高断熱住宅だけを追い求めると、

お金をかけた割に快適ではない家になるという

悲惨な結果を招きかねません。

 

そうならないように、

高気密高断熱住宅にハマりすぎたときの問題点

を解説します。

高気密高断熱会社の問題点① 全国統一の性能で良いのか?

 

 

上記は国によって定められた地域区分です。

 

北海道の1地域からはじまり、南下していき、沖縄8地域となり、

南北・東西と広がる日本において、

8つのエリアに分けられています。

 

このブログを読んでいるあなたも、

北海道と沖縄の家づくりが同じでよいと、

考える人はいないと思います。

 

しかし、超高気密高断熱を売りにする工務店やハウスメーカーの

多くは全国統一的に同じ性能で家づくりを展開しています。

 

これには違和感を感じる方は多いと思います。

 

地域にあった性能レベルがはずですが、

なぜ、そういった提案がないのか??

 

その答えは地域にあった性能を提案するのは

経費がかかるからです。

 

大きな組織になれば、商品企画を行う部門があります。

そこには優秀な人がたくさんいるのですが、

お客様に接客するのは卒業をしたての、担当者です。

 

経験が浅い人が地域にあった計画をつくれるはずもなく、

間違えた計画になると、

暑い寒いというクレームになってしまいます。

 

大きな会社になればなるほど、

クレームを嫌がりますので、

全国統一の建物性能にするという

判断になります。

 

もし、あなたの計画地での最適な建物性能を

知りたいと思われるのであれば、

そのエリアでの費用対効果を無料でシミュレーションしますので、

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高気密高断熱会社の問題点② 全方位日射遮蔽ガラス

高気密高断熱住宅を全国統一の性能で、計画をすると

温暖地である問題がおきます。

 

高気密高断熱は熱が外に逃げなくなるという

性質がありますので、

温暖地でオーバーヒート(熱がこもる)という現象がおきます。

 

そこで、ガラスを日射遮蔽ガラスをすべての窓に採用します。

 

ガラスは大きく2種類あります。

 

日射取得型ガラス→太陽の熱を室内に取り入れるガラス

日射遮蔽型ガラス→太陽の熱を室内に入れないガラス

 

太陽の熱は夏の冷房時には邪魔者ですが、

冬は暖房を手助けしてくれます。

 

温暖地であれば、南面は日射取得ガラスにして、

その他のガラスを日射遮蔽ガラスにすることが

基本です。

 

しかし、オーバーヒートを恐れるあまり、

ガラスをすべて日射遮蔽にして、

冬の日射を捨てるということをしています。

 

それでは結局、設備に頼る住まいとなってしまいます。

 

高気密高断熱会社の問題点③ 設備に頼ると。

すべて日射遮蔽のガラスを使うと、

当然ですが、冬は寒くなります。

 

そのために床暖房が標準でついているハウスメーカーもありますが、

床暖房は床の中に配管を行う設備で、

私が知る限り、

もっともメンテナンスが難しい設備です。

 

配管が壊れた場合、

床を張り替えるということが必要になってしまいます。

 

高気密高断熱を行うことの最大のメリットは

冷暖房設備をミニマム化できることです。

 

それを床暖房というイニシャルもランニングも

お金がかかる暖房設備を入れることは

かなり矛盾した方法になります。

 

高気密高断熱の前に、周辺環境を活かした計画を。

高気密高断熱は家づくりを考える上で、

一番最初の検討項目ではありません。

 

快適な場所というのは空気温度だけで作られるわけではなく、

窓から見える景色や、空間、日差しなど含めて、

形成されていきます。

 

「最近では窓を開けないように」

という、高気密高断熱住宅の担当者もいるそうですが、

 

窓は間違いなく開けるためにあります。

 

まずは、敷地をちゃんと調査をおこない、

どこが一番景色がよいか、

どの景色を見て暮らしたいかを、

考えることから、家づくりははじまります。

 

どれだけ、高性能な窓であっても、

そこから見える景色が隣の家の窓であれば、

その窓の魅力は半減します。

 

ぜひ、思わずカーテンを開けたくなるような

窓を計画してください。

 

形だけのエコハウス

上記写真は北関東の建売住宅です。

高気密高断熱ではないかもしれませんが、

太陽光発電パネルがすべての家に乗っています。

 

これだけ家と家が近くて、

まともに発電するはずはありません。

 

しかし、作った会社、買った人は

全く疑問を持っていないのが、

一番の問題点です。

 

前述したすべて日射遮蔽ガラスの話もそうですが、

工務店やハウスメーカーが

売りやすい形式で家をつくると、

気づくべき問題に気づかないケースが多々でてきます。

 

本来、快適で経済的な住まいが成功するかどうかは

敷地にあったパッシブデザインを行うことが

すべてといって過言ではありません。

 

パッシブデザインについては

プレゼントデザインのホームページで解説していますので、

ご興味のある方は読んでみてください。

 

パッシブデザイン

 

 

高気密高断熱の問題点 まとめ

最後に高気密高断熱だけに傾倒する問題のまとめです。

・日本の気候風土はさまざま、全国統一の性能は無理がある

・窓ガラスは方位に合わせた選択を!

・せっかくつくる高気密高断熱、設備に頼りすぎない計画をしましょう。

・窓は断熱性能だけではなく、外と中を繋ぐ場所。これは本当に大事。

・形だけのエコハウスではなく、パッシブデザインの本当に心地よい住まいをつくりましょう。

 

冒頭の話の繰り返しですが、

Youtubeなどの話は、特定の地域ではなく、

全般的な解説がほどんどです。

あなたが住む地域の特性もよく考えて、

計画をすすめてください。

 


ファイナンシャルプランナー資格もある

プレゼントデザイン代表 川端が書いた小冊子です。

人生プランもしっかり考えたい方はぜひ読んでください。

 

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