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ペアローンの本当のメリット・デメリットをFP建築士が解説!

のっぽ建築士 川端です。

最近では夫婦共働きの家庭が増えてきました。

 

私もそのうちの一人です。

違う仕事なので、ある意味助かっています。笑

 

こうした働き方や生活の変化に伴い、

住宅ローンも変化しております。

 

その中で出てきたのはペアローン。

 

さまざまなサイトで解説されて、

 

結局、あまり意味がないんじゃない??

と思っている方も多いかと思いますが、

少し違った視点も入れて、

ファイナンシャルプランナー建築士の川端が解説します。

 

ペアローンのデメリット 諸経費が増える

 

この諸経費が増えるという解説が

ネット上に多いですね。

 

諸経費が少ないと言われる

ネット系の銀行で試算してみました。

確かに連帯債務で住宅ローンを

1本で契約したほうが諸経費は

抑えることができます。

 

初期コストはできるだけ抑えたいので

 

正解!!

 

とは限りません。

 

この初期コストを抑えるというのは、

どんなことでも、

落とし穴になりがちなんです。

 

今回のポイントは団体生命保険です。

じっくり、解説します。

 

ペアローンのメリット 手厚い団体生命保険

最近では住宅ローンは金利や月々の支払い額で

選ぶのではなく、

団体信用生命保険を確認する必要があります

 

皆さん、月々いくら生命保険を払っているでしょうか?

 

ちなみに日本の生命保険会社の収入は

アメリカ、中国に次ぐ、

第三位です!

 

アメリカは国民保険がありませんし、

中国では2020年に国民保険を整備しようとしていますが、

日本人は心配性なんですね。。

 

国民性は仕方ないですし、

備えることは悪いことではないのですが、

せっかくの機会ですので、

住宅ローンを組むときに

生命保険が妥当か検討しましょう。

 

上記は年代別の生命保険料の支払い額です。

平均すると1万〜2万円の間ですが、

3万円以上、生命保険料を支払っている方も

大きな割合でいます。

 

これはおそらく、

生命保険の売り方に問題があるのではないかと

感じています。

 

私も新入社員の時に、

生命保険のおばさまに勧誘されたのを

思い出します。

 

最近でも無理な勧誘や

犯罪なども多い業界です。

 

すべての原因はノルマ営業ですね。

 

住宅も生命保険もノルマで売るようなものではありません。

その人の人生がかかっていますからね。。

 

話をもどします。

 

最近の住宅ローンでは

三大疾病に対応した団体信用生命保険があります。

 

つまり、ガンなどになった場合、

診断書が発行された時点で、

住宅ローンが0になるというものです。

 

生命保険をかける目的は

病気になった後の生活を守ることです。

 

つまり、住宅ローンを組んですぐの場合と、

住宅ローン完済間近の場合では、

必要な生命保険が変わってくるということです。

 

しかし、多くの場合、

生命保険は若い頃に入ったきりに

なっていることが多いです。

 

団体信用生命保険の場合、

このリスクも踏まえた金額になっています。

 

イオン銀行の場合、

8大疾病の団信に入るには、

金利0.3%上乗せされます。

 

5,000万円の場合、7,100円の月々の負担です。

 

これはペアローンにしても

同じことが言えますので、

この7,100円の月々の負担と、

団信に加入することにより、

減らせることができる生命保険と比べて、

ようやく、

ペアローンが得かどうかわかります。

 

毎月5,000円生命保険を安くできれば、

年間6万円。30年で180万円になりますので、

住宅ローンの諸経費増は安いという判断になります。

 

まだデメリットと言われることもありますね。

 

ペアローンのデメリット? 離婚した場合

今から、幸せな家づくりを

考えようとしている人に

こんな話をしたくありませんが、

結構検索されている方が多いようなので、

触れておきます。

 

よく言われるペアローンを組んで、

離婚した場合、財産分与が面倒くさいという話。

 

私の持論。。

 

いや、離婚したら、

ほぼほぼ、全部面倒くさいと思います!

 

ご主人だけの名義であっても、

主婦の働きも含めて、財産分与されますし、

夫婦合算収入の場合も、

もちろん、登記上の持ち分に応じて、

分与されるので、

もともと面倒なのが、

もう少し面倒になるだけではないかと

私は考えています。

 

経験してないので、想像ですが。笑

 

ちょっと、話がそれますが、

寒くて熱い家や、

使い勝手の悪い住宅は、

生活をしていても、

ストレスが溜まりやすく、

夫婦ケンカが多いと言われています。

 

良い家が離婚を防げるとまでは

いいませんが、

ストレスの無い生活は、

かならず、家族に良い影響を与えます。

 

しっかりと良い住まいを作ってください。

 

夫婦で組むローンの注意点

夫婦合算にしても、ペアローンにしても

注意してほしいことがあります。

 

特にまだお子様がいらっしゃらないご夫婦は

子育て中の収入を現実的に考えて、

住宅ローンを組んでください。

 

現在は育休が浸透してきているとはいえ、

その間、収入が下がったり、

職場によっては期限が決められていることも

多いですよね。

 

ライフシミュレーションを行うとき、

まだお子様がいなくても、

いつくらいから収入が減るかと

仮定でもよいので、

シミュレーションに反映させることが大切です。

 

ぜひ、忘れないでください。

 

ペアローンのメリット・デメリット まとめ

・諸経費はやはり増える

・諸経費だけではなく生命保険を安くするチャンスでもある

・離婚の想像はほどほどにして、楽しい家づくりを。

・子育て期間の収入をライフシミュレーションに反映すること

 

以上になります。

 

ところで、あなたはFPに

家づくりや住宅ローンについて、

相談されたことはありますか?

 

ある方はどう感じられたでしょうか?

 

信頼できましたか?

 

信頼できたと思われた方に

厳しい現実をお伝えします。

 

ほとんどのFPは建築の専門家ではありません。

建築士でさえ、答えることが難しい

どれくらいの性能・仕様で家を建てれば、

建てたあとの費用が抑えれるかを

FPは実はわかっていないのです。

 

FPが作ったライフプランで、

計画的な人生設計ができると思っても、

実際は光熱費や家のメンテナンス費用を

かなり安く見積もって

苦しい生活を送られているケースを

少なからず、見てきました。

 

こうした金額は

最大で1000万円になるケースも

あります。

 

こんな現実があるにも関わらず、

建築の素人であるFPが

人生のお金や資産のスペシャリストとして、

重宝されています。

 

怖いと思いませんか?

 

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一級建築士とAFPの両方の

資格を持つ川端が

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